創価教育

出雲駅伝で創価大学が9位 新しい力が躍動! 2026年10月14日

三大駅伝開幕戦で力走

 第38回「出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)」が12日午前、島根・出雲市内で行われ、出雲大社正面鳥居前から出雲ドーム前までの6区間45.1キロのコースに22チームが参加した。6年連続6度目の出場となった創価大学は9位でゴール。記録は2時間8分31秒だった。

 今回の出雲駅伝は、スタート時間が約4時間前倒しとなり、従来の午後から午前開催に変更。近年の暑さ対策が理由だが、レース開始時点の出雲市は、曇り空で気温21度と、絶好の“駅伝日和”になった。
 
 創価大学は今季、箱根駅伝の各区間の創大最高記録を積み上げたタイム「10時間41分58秒」に挑むことをチーム目標に掲げた。
 
 チームスローガンは「創力戦~No Limits Challenge~」。
 
 過去の先輩たちを超える。“昨日の自分”に勝つ。総力戦で限界の壁を打ち破る。
 
 そこにチャレンジすることで、必ず結果はついてくる――。
 
 その中で「過去最高順位(3位)の達成」を目指して臨んだ出雲は、強豪校がしのぎを削る、かつてないスピードレースとなった。
 
 午前9時10分、大学三大駅伝の開幕を告げる号砲が、出雲の大空に鳴り響いた。

 創大の1区は菅野元太選手(1年)。昨年の全国高校駅伝で“花の1区”を走り、母校・仙台育英の準優勝に貢献した期待のルーキーだ。
 
 三大駅伝の全てで1区を熱望し、9月の日本インカレ・男子5000メートルで表彰台に立つなど、実力でその座を勝ち取った菅野選手は、序盤からピタリと先頭に付き、上位集団をリード。終盤にはスパートを仕掛ける積極性も見せ、トップと16秒差の8位で中継所に入った。

 2区には織橋巧選手(4年)が出走。昨年は1区で区間4位をマークするなど、冷静な走りでチームを引っ張る副主将は、2・5キロ付近でトップ集団を形成する。
 
 そのまま好位置を維持すると、最終的に順位を三つ上げ、首位まで3秒に迫る区間2位の好走で、3区のスティーブン・ムチーニ選手(同)にタスキをつないだ。

 2年連続で“エース区間”の3区を任されたムチーニ選手は、従来の区間記録を上回るハイペースな展開となる中、昨年より27秒速いタイムで順位をキープした(区間6位)。

 徐々に日差しが強まり、暑さが厳しくなった出雲市内。4区の村上遵世選手は、5000メートルで13分39秒46の記録を持つ、創大の1年生最速ランナーだ。
 
 三大駅伝デビューとなった注目のルーキーは、他大学と競り合いながら懸命に5位を守り、実力者が並ぶ“つなぎの4区”を区間6位と力走した。

 続く5区は、昨年も同区間で出走した山口翔輝選手(3年)。入学以来、三大駅伝皆勤の主力は、前回からタイムを20秒縮める区間6位の走りで、アンカー6区のエース・小池莉希選手(4年)にタスキを託す。
 
 小池選手は、上位7チームが大会新記録を出す“超高速レース”に苦しみながらも最後まで粘り抜き、9位でフィニッシュテープを切った。
 
 新戦力の躍動が光った創大は、出雲駅伝の大学記録(2時間10分5秒)を1分34秒塗り替えた。

 優勝は早稲田大学。2時間5分56秒の大会新で、16年ぶりの出雲制覇となった。
 
 強豪校を中心に、各チームがレベルアップし、今季も戦国の様相を見せる大学駅伝。
 
 レース後、創大の榎木監督は語った。
 
 「朝早くからの応援、本当にありがとうございました。それぞれがあと10秒、15秒削り出すことができず、9位という悔しい結果に終わりました。全員で危機感を持ち、まずは3週間後の全日本大学駅伝、そして1月の箱根駅伝に向けて課題を修正し、チーム強化を図っていきます」
 
 全日本大学駅伝は、11月1日午前8時10分にスタート。創大はチーム一丸で限界突破を期す。

榎木監督のインタビュー動画はこちらから