創価教育

〈東京・創価学園特集〉 創価中学・高校の両校長と卒業生による特別トーク 2026年7月8日

【中学】2月1日に加え2日にも入試を実施
【中学・高校】週5日制、45分授業に変更
【高校】探究または特進クラスから選択

 東京・創価学園が、2027年度から大きく変わります! ここでは、創価高校(小平市)の藤原校長、創価中学校(同)の高柳校長と、2人の卒業生による特別トークを掲載。両校の新たな取り組みについて語り合いました。

●特別トーク
創価高校 藤原耕一校長
創価中学校 高柳喜人校長
卒業生 鈴木菜々美さん
卒業生 小松澤聡さん

 藤原耕一創価高校校長 今年、東京大学に現役合格した小松澤さんと鈴木さんを迎え、創価中学・高校の新たな取り組みについて語り合いたいと思います。まずは学園時代を振り返り、自分の糧となった経験は何でしょうか。
  
 小松澤聡さん 私は、仲間と励まし合いながら挑戦できたことです。中学校から学園に入りましたが、中学3年の頃、“創立者・池田先生の平和哲学を社会に広げる人間になりたい”と考え、大学受験を意識して勉強を始めました。
 「文武両道」を目標に、中高では硬式テニス部の活動と学業を両立し、一般選抜で文科二類に合格しました。
  
 勉強する意味を見失いかけた時、友達が支えてくれました。学園には「対話」の文化があります。人生の幸福や将来の夢など、友人と語り合う中で自分の目標がより明確になりました。昼休みは友達と一緒に図書室で勉強し、互いに刺激を受けながら努力できたことが、合格につながったと感じています。
  
 鈴木菜々美さん 高校から入学した私は、創立者の“私の最後の事業は教育”との言葉に触れ、教育の道を歩みたいと決意。東大教育学部の学校推薦型選抜に挑み、合格することができました。
 推薦入試では、「探究活動」の成果をまとめた論文や志願理由書が重視されます。その土台となったのが、創価高校独自のプログラム「GCIS(世界市民探究)」です。私は「世界市民教育と海洋リテラシー」をテーマに探究を重ねました。
  
 論文は、先生方に何度も丁寧にご指導いただきながら磨き上げました。また、志願理由書は「クリティカル・ライティング・センター(CWC)」で講師の方々に助言をいただきながら推敲を重ね、自分の考えや思いをより鮮明に言葉にすることができました。
 GCISで培った探究の積み重ねと、先生方やCWCの温かな支えが、大きな力になったと実感しています。

土曜日は生徒が学びを選べる日

 藤原校長 創価高校では、現在の取り組みを発展させ、来年度から週5日制・45分7限授業へ移行します。
 現行の1コマ50分授業から45分に凝縮することで集中力を高めるとともに、通常授業は平日に集中させます。土曜日は“学びを選べる日”とし、難関大学対策講座や探究活動、フィールドワークなどをさらに充実させ、生徒が自らの目標を定めて挑戦できるよう後押ししていきます。
  
 また、来年度からは「探究CREA(クレア)クラス」と「特進PAX(パックス)クラス」を新設し、新入生から選択できるようになります。
 「クレア」はラテン語で「創造」を意味します。探究活動を軸に語学力や国際性を高めつつ、自ら課題を発見し考える力を育むクラスです。アメリカ創価大学(SUA)をはじめ海外大学や国際系学部、創価大学など多様な進路に対応します。
 一方の「パックス」はラテン語で「平和」を意味し、東京大学など難関国公立大学や難関私立大学、医学部への現役合格を目指します。これまで培ってきた進路指導や受験対策の強みをさらに強化していきます。
  
 鈴木さん 推薦入試では、自分の問いを持ち、深く掘り下げる姿勢が求められました。探究クレアクラスは、そうした力を伸ばせる環境だと思います。
  
 小松澤さん 一般入試では、早い段階で目標を定め、仲間と切磋琢磨することが大きな力になります。特進パックスクラスは、高い目標を持つ生徒同士が集まり、とてもいい刺激になると思います。

受験生の強み生かせる試験

 高柳喜人創価中学校校長 中学校でも、高校へとつながる改革を進めています。例えば、本年度から生徒の英語学習への意欲を高めるため、英検受験料を年1回、全額補助する制度を導入しました。
 さらに、全額奨学金で参加できるSUAの研修に加え、今年からシンガポールで多様な価値観に触れ、異文化理解を育む「グローバルマインド研修」もスタート。費用の半分を学校が負担します。
 そして、来年度から中学校でも週5日制・45分7限授業へ移行し、毎日30分の探究活動の時間を設けます。
  
 藤原校長 中高一貫の強みが、さらに生かされますね。
  
 高柳校長 中学校は入試制度も見直しました。来年度から2月1日の「第1回入試」に加え、翌2日に「第2回入試」(国語・算数のみ)を新設します。2日はプレゼン型入試も行われるため、第2回入試とどちらかを選択して受験でき、受験生が自分の強みを発揮できます。なお、第2回入試は2月1日まで出願可能です。第1回入試の結果を受け、翌日に再挑戦することができます。
 これまで行っていた面接も廃止。筆記試験に専念できます。
  
 藤原校長 今回の改革は、多様化する社会の変化に対応しつつ、生徒が自らの目標を見つけ、主体的に挑戦できる環境づくりを目指すものです。
 創立者・池田先生は述べられました。「学園生は、私の命です」。私たちも創立者と同じ心で、学園生一人一人を大切に育み、それぞれが可能性を最大限に開けるよう、全力で取り組んでまいります。
  
 ※学校案内パンフレットはこちらから
https://soka-ed.actibookone.com/

●2027年度以降の中高一貫教育の新たな取り組み