企画・連載

〈SDGs×SEIKYO〉 就職活動でもSDGsを意識する若者 2024年5月21日

ちーちゃんと考える 未来のカタチ

 「エシカルファッション」や「エシカルコスメ」など、近年、耳にする“エシカル”。これは、人や環境などに優しいモノや行動を形容する単語です。最近では、Z世代の起業家により「エシカル就活」という言葉が誕生。“人、社会、環境に配慮した企業を選ぶ就職活動”を意味し、注目を集めています。

 今の10代、20代の若者は、学校などでSDGsについて学んできた“SDGsネーティブ”です。仕事選びにおいても“社会課題の解決に貢献できるか”が判断材料の一つになっています。

 株式会社学情は、2025年3月に卒業予定の大学生・大学院生を対象に、仕事選びとSDGsの関係性を調査。就職活動において、企業のSDGsへの取り組みを意識するかという問いに、「意識する」「どちらかと言えば意識する」と答えた学生が5割を超えました。

 また、企業がSDGsに取り組んでいると「志望度が上がる」「どちらかと言えば志望度が上がる」と、7割以上の学生が回答しました。

 今後、学校等での「持続可能な開発のための教育(ESD)」の推進に伴い、エシカル就活が主流となる日が来るかもしれません。