企画・連載
〈SDGs×SEIKYO〉 本社も加盟 SDGメディア・コンパクト 気候キャンペーンの強化期間 2022年9月21日
ちーちゃんと考える 未来のカタチ
世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて「1・5度」に抑える――これは、昨年11月にイギリスで開催された「COP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)」で、国際社会が表明した決意です。
しかし、世界の平均気温はすでに1・1度上昇しているとされています。今後の上昇を0・4度に抑えるためには、一人一人の意識と行動を変えるとともに、企業や団体など、社会全体が協力して気候変動対策に取り組むことが急務となっています。
こうした状況を踏まえ、国連広報センター、そして聖教新聞を含む100社以上の日本メディアが参加するキャンペーン「1・5℃の約束」が、本年6月に始まりました。メディアが力を合わせて気候変動の問題を積極的に取り上げ、人々の行動変革を促していくことが目的です。
国連総会ハイレベルウィーク初日の今月19日から、エジプトで開催される「COP27」の最終日である11月18日までの2カ月間が、同キャンペーンの強化期間となっています。
聖教新聞は、国連の「SDGメディア・コンパクト」の加盟社として、これまでSDGsをテーマにした報道や特集を行ってきました。今後も気候変動をはじめ世界が直面する諸課題について、読者と共に考え、足元からできる行動を呼びかけていきます。