ユース特集

電子版連載〈ガッカイREVIEW〉 夢は何度でも見つけられる! 2024年10月15日

 新入会や新しく立ち上がったメンバーのレビュー(評価・感想)をお届けする連載「ガッカイREVIEW」。創価学会の魅力や疑問に思う点をありのままに語ってもらいました!
  
------

 真剣に信心に励もうと思ったのは、中学2年の時でした。小学生の頃から始めた器械体操で、「オリンピックに出場する!」との夢を追いかけて練習に励んでいたある日、手術をするほどの大けがをしてしまったんです。

 “もう、夢はかなえられないかもしれない。いっそのこと、競技生活を終わりにしてしまおうか……”

 幼い頃から両親と一緒に唱題する習慣はあったけれど、改めて「自分で祈って現状を変えたい」と挑戦してみました。すると、マイナスな気持ちから、“早くけがを治したい”とプラス思考に変わっていくことを実感したんです。それからは毎朝の祈りで、練習をイメージし、厳しいリハビリにも耐えました。そして半年後には、一度は諦めようと思った競技にも復帰。高校卒業まで続けることができました。

 今は理学療法士を目指して、大学で勉学に励んでいます。幼い頃に描いた夢はかなわなかったものの、けがをした当時、治療に寄り添ってくれた理学療法士との出合いをきっかけに、新しい夢を見つけることができました。題目を唱えて、自身の課題に挑戦していく中で、何度でも夢を見つけることができるんだと気づけたんです。

 池田華陽会の一員になって、初めて会いに来てくれた先輩が親身に話を聞いてくれたことをきっかけに、学会活動するようにもなりました。今は会合の運営にも携わっています。華陽会の集まりは、いつも“女子会”のような雰囲気! いろんな悩みを語り合い、励まし合える仲間がいて、学会活動自体が私の「推し活」なのかも!

 でも、たまに女性部の先輩の距離感の詰め方にびっくりする時があって(笑)。年の離れた方が相手だと、仲良くなるのに時間がかかるタイプなので、ゆっくり寄り添ってくれたら、うれしいなと感じています。

 体操では、人前で演技することができても、基本的には人前に出ることが苦手で……。だから10代の未来部の頃は、「会合で司会をお願いしたい」「皆の前で●●をやってほしい」と言われると嫌々、会合に行っていました。あの頃の経験があるので、今は一人一人に合わせた“励まし”を心がけています。

 若い世代からアドバイスをするとしたら、「創価学会って普段何をしているの?」「池田華陽会ってどんなところ?」などの疑問を解消できる、“創価学会 推し活BOOK”みたいなポップなパンフレットがあれば、もっとフランクに同世代へ語ることができるんじゃないかなと思います。(第6千葉総県 大村和美)