活動のために

〈未来部育成のページ〉 家族での勤行や少年少女部員の育成に光を当てる 2026年1月25日

若き心の大地に成長の種を!

 今回は、家族での勤行・唱題や少年少女部員の育成に光を当て、継続した活動に取り組む地域を紹介。創意工夫を重ね、次代を担う後継の友を全力で育む模範の実践を取材した。

●滋賀・大津光彩本部 ファミリー勤行会
【ポイント】
①毎月、協議会を開催
②勤行は、ゆっくり行う
③横のつながりを大切に

 滋賀・大津光彩本部では、2022年6月から定期的に各部一体の「ファミリー勤行会」を開催している。
 
 きっかけは、未来部育成について、本部長の河浪聡さんや女性未来本部長の樫田靖代さんらで検討していた時だった。その中で「家族で一緒に勤行ができていない」という声が上がったのである。
 
 コロナ禍の当時、対面での部員会をなかなか持てず、皆で勤行する機会も減っていた。そこで、信心や勤行の大切さを伝えるための集いを、毎月開くことを決めた。

 参加対象は入会の有無にかかわらず未就学児から高校生と、その家族とした。集いでは幅広い世代が一緒になって、“ゆっくり、丁寧に”時間をかけて勤行を行う。
 
 その後には、各支部が持ち回りで企画を実施。男子部や池田華陽会によるゲーム、創価大学卒業生からのアピール、音楽隊の演奏など、その内容は実に多彩だ。

 当初は苦労も少なくなかった。習い事や部活動などで忙しく、参加者が少人数の時もあった。それでも毎月1回以上、本部・支部・地区幹部と未来部担当者を交えたオンライン協議会を欠かさず開催。勤行会がマンネリ化しないよう意見交換し、参加を呼びかける訪問・激励を繰り返した。定例の開催を粘り強く続けると、参加者は次第に増えていった。
 
 継続する中で、子ども同士が仲良くなるとともに、親同士が悩みを共有し励まし合う場にもなり、“横のつながり”が強まった。
 
 今では、多い時には20人以上の子どもが参加。信心の息吹を感じ、絆を結ぶ機会となっている。

 さらに学会員の祖母と息子、未入会の妻と孫の三世代で参加していた家族のうち、同志の温かさに触れ学会理解を深めた妻が昨年入会。地域に喜びの輪が広がった。
 
 “学会の庭”が“安心の灯台”に――この誓いにあふれる大津光彩本部。河浪さんは柔和な笑顔で語る。「一人でも多くの同志が、信心の喜びや確信をつかんでいけるよう、励ましの実践を貫きます」

●北海道後継塾 札幌豊平総区の取り組み
【ポイント】
①早めの連絡を徹底
②主体性を伸ばす心がけ
③自宅を訪ね一緒に研さん

 北海道未来部では現在、県・総区単位を中心に、代表メンバーが「北海道後継塾」に入塾し、少年少女部と中・高等部のそれぞれで活動に取り組んでいる。少年少女部は、小学6年生を対象に年4回の定例会を開催。池田先生の『希望の虹』を学び、平和と友情を大切にする心を育んでいる。

 昨年12月、札幌豊平総区少年少女部の定例会を訪ねた。しんしんと降る雪の中、笑顔の未来っ子たちが豊平文化会館に集ってきた。
 
 「メンバーとの信頼関係を築く上で、親御さんと連携を密にし、事前の連絡を丁寧に行うことが大切です」――こう語るのは、同総区少年部長の佐藤伸一さん。
 
 学校や習い事など多忙なメンバーが少なくないため、定例会の連絡は開催1カ月前までに発信。送迎する保護者にも配慮し、早めの連絡を欠かさない。

 定例会では“子どもたちの心に残る内容に”と心がけ、主体性を育み伸ばすことを徹底。大人がサポートに回りつつ、勤行の導師や企画の進行はメンバーに託す。また、書籍を読み合った後は、全員で感想や決意を発表。共感の声かけや拍手を送り合い、真心あふれる雰囲気の中で進める。
 
 さらに、大人が子どもの頃の体験を語る。この日は、札幌池田総県副青年部長の安本満生さんが、未来部時代の活動を通し、内向的な性格が活発な性格に変わった様子を発表。子どもたちも真剣に耳を傾け、触発の場となった。

 欠席の友へのフォローも忘れない。担当者が自宅を訪ね、一緒に池田先生の書籍を研さん。懇談を重ねて絆を結び、一人も漏れなく活動に励めるよう努めている。
 
 同総区少女部長の加藤さおりさんは「メンバーの可能性を信じ、誠実な振る舞いを心がける中で、私たちも一緒に成長できるのが後継塾の良さだと実感します」と朗らかに語る。
 
 宝の子どもたち一人一人と真剣に向き合い、大切にする取り組みの先に、地域の広布の未来が輝いていく。

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