聖教ニュース
〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 2月17日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2024年2月17日
BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が2月17日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
震災の発生当時、辺見珠美さんは大学3年生(22歳)。富岡町に移住する前のことで、東京に住んでいた。放射線や原子力について勉強しており、震災の1カ月前には、就職活動の一環で、福島第一原子力発電所を訪れた。まさか行ったばかりの原発が事故を起こすとは――その衝撃が原発に、そして福島に住む人々に目を向けさせることになった。
事故の直後、放射能に関する情報が錯綜していると感じた。「自分の知識が福島の役に立つのでは」と考え、福島を再訪。放射線測定などのボランティアに従事した。
現在は、富岡町の「未来に向けたまちづくり」を主導する一般社団法人「とみおかプラス」で、主に移住担当のスタッフとして働いている。自身が移住したきっかけは、震災後のボランティア活動で、富岡町の人々と深いつながりを持てたこと。そして、周辺地域の人々とも交流する中で、「福島をもっと長く深く知りたい」と思ったからという。
そんな辺見さんの「今」と「10年後の目標」とは?
BS-TBSの番組紹介ページ
これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。