「重きを転じて軽く受く」と読み下す。涅槃経(北本)巻31の語。正法を護持する功徳の力によって、過去世の重罪を転じて、現世でその報いを軽く受け、消滅させるとの意。この法門については、「開目抄」(232,233㌻)で明かされている。また「転重軽受法門」では、転重軽受の功徳について「地獄の苦みぱっときへて」(1000㌻)と仰せである。?宿命転換/業